公務員を2回辞めた男の転職日記

公務員(市役所職員)を2度辞めた男が、転職活動を通して感じたことや市役所の実情について記します。

MENU

私が公務員を2回辞めた理由は?②~2つ目の市役所へ~

 

poguru-shiyakusyo.hatenablog.com

↑前回の記事です。

 

採用試験を受け直す事に決めた私ですが、働きながらの勉強はなかなか大変です。

しかも、当時は月の残業時間が軽く50時間は超える部署だったのでなおさらです。

そこで私は1つ目の市役所と同様、専門科目が一般教養のみの自治体を受ける事にしました。

 

流れとしてはこんな感じです。

A日程(県庁所在地)→B日程(県職学校事務)→C日程(小規模自治体)

 

こんな感じで勉強+面接対策に勤しみますが。1年目は全滅(笑)

2年目にようやくC日程の市役所に無事合格します。(ちなみに1年目とは違う自治体を受験しました。)

 

こうして転職を成功させた私ですが、1つ目の市役所とは環境が大きく異なっており驚くことになります。

何より驚いたのは、タイムカードがきちんと存在し、基本的には残業代が全て支払われることです。

当時は、「良い職場に来た!これなら一生勤められるぞ!」と思ったもんです。

 

しかし、良い話だけではありません。

この市役所は、いわゆるトップダウン政治で市長が絶対的な権力を握っていました。

実行力があるといえば聞こえがいいのですが、市職員へのパワハラがひどく、市民にも知れ渡るレベルでした。

私も直接的な被害こそありませんでしたが、市長の思い付きで強制的にボランティアに駆り出されたり、尊敬していた上司が退職に追い込まれる等、彼の傍若無人な振る舞いに振り回されたものです。

 

それでも、周りの人間に恵まれたこともあり、当時の私は市役所を辞めるなんて選択肢は全く頭の中にありませんでした。

 

私が仕事を辞めるきっかけになったのは、入庁後3年目で行われた人事異動です。

私は、1つ目の市役所からずっと「事業系」の部署に所属しており、基本的にボランティア団体の事務局やイベントの企画を担当していました。

 

そんな私の異動先は「市民生活課

そこで、私の人生の歯車が大きく狂っていくことになります。

 

続く