公務員を2回辞めた男の転職日記

公務員(市役所職員)を2度辞めた男が、転職活動を通して感じたことや市役所の実情について記します。

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公務員試験に合格するためのコツ5選

ブログのタイトルにもある通り、私は公務員を2回辞めています。

それは裏を返せば、公務員試験に2回合格しているということです。

そんな私が、これから公務員を目指す皆さんに、

試験に合格するためのちょっとしたコツを5つお伝えしたいと思います。

 

公務員を目指しているけど、何から手を付けて良いかがわからない

何度か試験を受けているが合格出来ない...

そういった悩みを抱えている方は必見です!

 

 

なお、この記事はあくまで

どこでも良いから公務員として働きたい人」向けの内容になっています。

具体的に、働きたい職種や自治体がある方には則していない内容になりますので、悪しからず。

 

A日程からC日程すべての試験を受ける

まず、公務員試験には実施時期によりA日程~C日程までの3つの日程があります。

 

A日程:6月第4週の日曜日が筆記試験

主に県庁や県庁所在地など大規模自治体の試験が実施されます。

 

B日程:7月第2週の日曜日が筆記試験

A 日程との併願が可能なため、県庁と市役所を併願することが出来ます。

 

C日程:9月第3週の日曜日が筆記試験

最も多くの自治体がこの日程で試験を実施しています。

 

また、この3つ以外にも独自の日程で試験を開催しているところもあります。

インターネットで情報を集め、なるべくたくさんの試験を受けましょう。

 

当たり前のことですが、数を受ければそれだけ合格する可能性も高くなります。

また、試験の雰囲気や感覚に慣れるという意味でも、試験を受けることは大切です。

 

専門試験がある自治体は受験しない

一般的に公務員試験の筆記試験は、教養試験と専門試験の2つに分けられます。

受験先によって、教養試験のみの場合と専門試験もある場合とがあります。

どこでも良いから公務員試験に合格したい人は、

教養試験のみの自治体を受験しましょう。

 

専門試験については、勉強に時間がとられる上に、

実施している自治体も少ないため、非常にコスパが悪いです。

そのため、社会人でどうしても勉強の時間が取れない方は、

教養試験のみの自治体を受験することをおすすめします。

 

ちなみに、都道府県庁は基本的に専門試験が行われますが、

学校事務採用に関しては、専門試験がなく、教養試験のみになりますので、

市役所と併願するのにオススメです。

 

筆記試験ではコスパの悪い科目を捨てる

 

教養科目は、文章理解、数的処理、社会科学、自然科学、人文科学の5つです。

 

これらを全て網羅するのは不可能なので、何かしらの科目を捨てる必要があります。

ただし、数的処理だけは捨て科目にしてはいけません。

勉強すれば点数を見込める科目なので、しっかり取り組みましょう。

 

ちなみに私は、文章理解が得意だったので、

そこで点数をかせぐ事が出来ました。

私は、文章理解は数的処理の次に得点が取りやすい科目だと思っています。

勉強すればするだけ得点率が上がります。

 

ただし、それは現代文に限った話です。

古文は出題数が少ないので、捨ててしまっても問題ありません。

 

英語は人によるかと思います。あまりコスパは良くないです。

私は高校時代の知識頼りでほとんど勉強しませんでしたが、

TOEICの受験等を考えている方はついでに勉強しても良いでしょう。

 

社会科学は、問題数が多いためしっかり勉強した方が良いです。

公務員になってからも役に立つ知識ですし、暗記系の中では最重要科目です。

 

また、同じ暗記系でも自然科学・人文科学については、

出題範囲が広い割に問題数が少ないので、勉強するコスパが悪いです。

自分が高校生のころ勉強していた科目を軽く勉強して、

当てられたらラッキー程度に考えましょう。

 

筆記試験のテキストはコレを使え

私は、公務員試験の予備校には通わず、独学で勉強しました。

私が使っていたテキストのリンクを貼っておくので、参考にしてください。

 

文章理解

 

基本的にはこの過去問をたくさん解いて勉強しました。

 

 

この「点数が面白いほど取れる本」は、択一式の問題を解くための方法を学ぶのにピッタリな教材です。

様々なテクニックが身につけられるので、一読しましょう。

 

数的処理

 

 

数的推理と判断推理は、やり方のコツを掴まないと点数を取る事はできません。

このテキストはかなりわかりやすく解説されているので、

読み込んでおきましょう。

 

 

テキストで基本を学んだら過去問で実践あるのみです。

 

社会科学

 

社会科学に関しても「点数が面白いほど取れる本」を使って勉強しました。

私の場合、高校生の頃に使っていたものを使いましたが、

内容的には充分です。(当時は共通テストではなくセンター試験でしたが…)

 

 

社会科学に関しても、過去問での勉強は必須です。

 

時事問題

 

時事問題は、この本を一通り読みました。

筆記試験だけではなく、面接対策やグループディスカッションの対策にもなるので、

必ず勉強しましょう。

また、TwitterYahoo!ニュースで最新のニュースをチェックしておく事も大切です。

 

その他

自然科学、人文科学といった暗記科目は、高校時代の参考書を使って勉強しました。

先ほども言った通り、軽く復習した程度で多くの時間は取っていません。

 

 

ここでも主に「点数が面白いほど取れる本」を活用しました。

このシリーズは、解説が非常にわかりやすいです。

 

グループディスカッションに力を入れる

 

 

二次試験では面接以外にグループディスカッションを課す自治体が多いです。

そして、他の受験生と差がつきやすいのがこのグループディスカッションです。

 

正直に言うと、公務員試験のグループディスカッションは、

民間企業の採用試験と比較してかなりレベルが低いです。

対策をすれば必ずライバルを出し抜けます。

 

論理的に話し、結論に導くためにいかに自分の役割を果たすか。それが重要です。

自分の知識を披露したり、意見を押し付けたりする場ではないので注意しましょう。

 

私はグループディスカッションをする際、常に以下の事を意識していました。

 

・意見を言う時は根拠を明確にする。

・決して感情的にはならない。

・何かしらの役割に立候補する。(なれなくても良い)

・テーマが自分の苦手分野の時は、進行に徹する。

・役割がリーダーでなくても、出しゃばりすぎない程度に意見をまとめる。

・時間には常に気を配り、時間内で結論が出せるようにする。

 

これらを守る事で、グループディスカッションの試験の通過率は100%でした。

是非皆さんも参考にしていただければと思います。

 

しかし、頭ではわかっていても、これらをいきなり実践するのはなかなか難しいです。

そのためには、議論というものに慣れておくことが必要です。

そこで、入門編としてアベマプライムの動画を見てみましょう

時事問題の対策にもなりますし、娯楽感覚で楽しめます。

ただし、この番組は自分の意見を押し通すために、強めの言葉を使ったり、

極論を言ったりする出演者もいます。

全てを真に受けず、あくまで参考程度にご覧ください。

 


www.youtube.com

 

最後に

いかがだったでしょうか?

ここまで公務員試験に合格するための5つのコツを紹介してきました。

皆さんが公務員試験を受けるにあたって、少しでも役に立てたなら幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。