公務員を2回辞めた男の転職日記

公務員(市役所職員)を2度辞めた男が、転職活動を通して感じたことや市役所の実情について記します。

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【公務員から転職】面接での転職理由の伝え方とは?

こんにちは。公務員を2回辞めた男「ぽぐる」です。

 

さて、現在公務員として勤めていて、転職を考えている方は一定数いらっしゃると思います。

 

そんな方たちが転職活動を始めて、最初に直面する壁が「面接での転職理由の伝え方」です。

 

この記事では、

「公務員から公務員」

「公務員から民間」

 

と2回転職に成功した私が、面接での転職理由の伝え方について解説していきたいと思います。

 

・別の自治体に転職を考えている市役所職員

・民間企業に転職を考えている公務員

 

にピッタリの内容になっていますので、是非ともご覧ください。

 

 

 

面接で必ず聞かれる「今の仕事を辞める(た)理由」

私は、2回の転職活動を通して、20社(自治体)以上の面接を受けてきましたが、100%聞かれる質問です。

 

特に公務員からの転職をしようとする人は、一般的にかなり珍しいため、理由を根掘り葉掘り聞かれます。

 

そのため、事前対策は必須で、頭の中でストーリーを考えていく必要があります。

 

私の場合、志望動機との一貫性を持たせ、なるべくマイナスなイメージにならないように転職理由を考えていました。

 

では、どのように転職理由を考えていたのか?

 

「公務員から公務員」

「公務員から民間」

 

それぞれの場合で紹介していきたいと思います。

 

 

公務員から公務員へ転職する場合

私が市役所から市役所に転職をした時には、

結婚をするために転居をしたい」という明確な理由がありました。

(詳しくは過去の記事をご覧ください)

poguru-shiyakusyo.hatenablog.com

 

そこで、その部分は一切隠さずにありのまま伝えることにしました。

 

その部分を隠すと、この自治体を選んだ理由に全く説得力がなくなりますからね。

 

ここで大事になってくるのは、プラスアルファの部分です。

 

面接では

「隣の〇〇市ではダメなのか?」

「〇〇市の方が人口規模も大きいが?」

 

といったツッコミを受けます。

 

ぶっちゃけた話をすると、その自治体を選んだことに「妻が住んでいた」以外の理由はないのですが、さすがにそう答えるわけにもいきません。

 

また、私の場合

「現在勤めている自治体に勤めながら、奥さんを今の居住地に呼ぶ選択肢はなかったのか?」

というツッコミも受けました。

 

こちらに関しても、「ブラックすぎて転職したかったから、私が転居する道を選んだ」というのが本音なのですが、こちらもそのまま答えるわけにはいきません。

 

なので、

「結婚が一番の理由だが、この自治体にも魅力を感じているんだ!」

ということを伝えるためにも

 

「試験を受ける自治体」と「近隣の自治体」については事前にリサーチをし、「現在勤めている自治体」との比較をして面接に臨みました。

 

私の場合、自分が担当していた分野の事業や総合計画をホームページで調べておいて、

 

「御市の総合計画にある〇〇〇については大変共感した。それを実現するための▲▲という事業は御市独自のものであり、その事業に取り組みたいとも考えたため」

 

といった感じで答えました。

 

このような答え方をすると

 

「▲▲の事業に取り組めるとは限らない」

 

とツッコミが入ることもあるので、

 

「別の分野での比較」

「人口規模での優位点」

「町の特徴(観光産業が強い、工業地帯である...等々)の魅力」

 

といった、様々な視点からの回答を用意しておきました。

 

私の経験からもわかるように、自治体間での転職で大切なのは、

 

「現在勤めている自治体」

「試験を受ける自治体」

「その近隣の自治体」

 

この3つの比較をしっかりとしておくことです。

 

 

公務員から民間へ転職する場合

私の場合、「公務員を辞めたい」という気持ちが転職の動機でした。

(詳しくは過去の記事をご覧ください)

 

poguru-shiyakusyo.hatenablog.com

 

poguru-shiyakusyo.hatenablog.com

 

こういった後ろ向きな理由で転職する場合、面接でそのまま理由を伝えるわけにはいきません。

 

そこで、私の場合は、転職の理由をいくつか理由を考えておき、面接先の特性によって使い分けることにしていました。

 

業務内容が公務員と全く関係がない企業では

「御社の業務は、公務員では携わることが出来ないため。」

 

業務内容が公務員に近い部分がある企業では

「〇〇の事業に携わりたいと考えていたが、こういった部署に配属されない。」

「公務員でもこういった業務を経験してきたが、専門性に特化してスキルアップしたい」

「〇〇の事業について、民間の利益追求の観点から取り組んでみたい。」

 

といった内容をベースに回答を考えました。

 

私が内定を勝ち取った企業で、どのように転職理由を伝えたか簡単にまとめておくので、是非参考にしてみてください。

 

ベンチャー企業(webライター)

「私は、市役所業務を経験する中で、文書を書くことの楽しみを見出し、興味を持ちました。しかし、市役所の文書は事実を漏れなく記載する必要があるため、一般的には大変読み辛い文書です。読みやすく読み手が満足するような文書を、仕事として書いてみたいと思ったので、webライター業界への転職を希望しています。」

 

②団体職員(転職先)

「私は、地域社会の振興に携わりたいと考えて公務員になりました。しかし、部署により地域振興に携われないことも多く、専門分野に特化した団体職員の方が、自分のやりたいことを実現できるのではないかと考えたためです。」

 

最後に

いかがだったでしょうか?

ここでは、私の体験をもとに、公務員の転職理由の伝え方について紹介をしました。

 

公務員から転職をするということは、一般的には理解され辛く

 

「職場で何か嫌なことがあったのかな?」

「公務員の仕事もこなすことができないのかな?」

 

とマイナスに捉えられがちです。

 

この印象をプラスに持っていくには、相当の話術と企業(自治体)への研究が必要になってきます。

 

今回の記事が少しでも、皆さんの転職活動のお役に立てたなら幸いです。

 

 

 

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