【実録】恐怖!ブラック市役所の実態【閲覧注意】
皆さんこんにちは!公務員を2回辞めた男「ぽぐる」です。
さて、今日は私が以前勤務していた「ブラック市役所」の実態についてお話したいと思います。
世間の皆さんは、市役所というと
「福利厚生がしっかりしている」
「定時で帰れる」
といったイメージをお持ちの方が多いかと思います。
しかし、実態は必ずしもそのイメージ通りではありません。
勤務する自治体や、配属される部署によっては、ブラック企業並みの労働を課せられることもあります。
以前記事にもした通り、私は2つの市役所に勤務経験があります。
poguru-shiyakusyo.hatenablog.com
中でも1つ目に勤務した市役所は、その辺のブラック企業に負けずとも劣らない労働環境でした。
今回は、そのブラック市役所でのエピソードをいくつか紹介したいと思います。
戦慄!合併によりタイムカード消滅!
ブラック市役所には、当然の事ながらタイムカードなんてものはありません。
出退勤はハンコで管理されます。
そのため、残業も自己申告制です。
ただし、月の時間外勤務が29時間を超えると課長が怒られてしまうので(?)、
それ以上の時間を申告することはできませんでした。
みなし残業という最新のトレンドをいち早く取り入れて素晴らしい限りですね。
しかし、そんなブラック市役所にも転機が訪れます。市町村合併です。
合併先の市町村にはタイムカードがありました。
当然、合併後にタイムカードを導入するかの議論もされたらしいのですが、
上層部の
「そんなもんあったら仕事になんめぇよ~^^」
の一言で消滅したとかしてないとか…
まじかよ!?パソコンが僕と同い年!
個人で持っているパソコンとは別に、財務処理用のパソコンがあったのですが、OSが「MS-DOS」でした。
わからない人のために簡単に説明すると、Windowsより前に作られていたパソコンのシステムです。
ある日、何気なくそのパソコンに貼ってある備品管理用のシールを見てみると
「製造年月日 198〇年〇月〇日」
「同い年やんけ!!!」
と心の中でツッコミを入れた記憶があります。
なお、このパソコンは、個人に与えられているわけではなく、いくつかの部署が共有で使用するものでした。
しかも、データ処理の都合上、16時には使用できなくなるので、毎日骨肉の争いが起こります。
おかげで他部署との人間関係は悪くなり、ますます縦割り行政が加速しましたね(大爆笑)
毎日業務に使うものなのだから、1人1台とは言わなくても1部署に1台は支給してくれ…
ちなみに、私が退職してから、個人のPCに財務システムが組み込まれたため、この問題は解決されたそうです。
このことが、「令和の大改革」と呼ばれたとか呼ばれてないとか…
エグすぎる!!冗談みたいな上司達
ブラック市役所には、当然ながら頭のネジが2~3本ぶっ飛んでいるようなヤバめの上司がたくさんいます。
今回は、その中でもインパクトの強い人たちを紹介したいと思います。
①夢はでっかく一攫千金!宝くじ出張マン
毎年、謎の東京出張に行く課長がいました。
どの課に異動になっても、彼の出張旅費は必ず予算として計上されます。
どうやら、よく当たることで有名な宝くじ売り場があるらしく、そこに宝くじを買いにいくために、様々な名目で予算をつけていたようです。
この課長がくそ野郎なのは当然として、こんな予算を毎回つける財政部門もロクなもんじゃねぇなと思いました。
②今なら大問題?重役出勤課長
これは私の直属の上司だったのですが、毎朝30分必ず遅刻してくる上司がいました。
親の介護のためという名目だったのですが、当然時間休の申請はしていません。
似たような事例が全国ニュースで報道されたこともあったので、今告発されたら大問題になるのでは…?と思ってしまいます。
これ以外にも一般的な(?)パワハラもしていたので、みんなからは嫌われていましたね。
③エブリデイ海物語!出張いかずにパチンコマン
これは、タイトルの通りですね。僕と同じ課の上司でした。
基本的に外回りばかりしている人だったのですが、出張にはいかずパチンコばかりしていたそうです。
バレた時にそれなりに怒られたらしいのですが、事を大きくしたくない当時の課長の判断で処分はされませんでした。
いいのか…?
④最強最悪!!モンスターパワハラ課長
最後に紹介するのは、今まで紹介した上司が霞むようなとんでもないパワハラモンスター。
私は直属の部下になったことはないのですが、漫画の世界にいるようなとんでもない人間でした。
彼のエピソードは下記のとおりです。
・執務室で喫煙
・気に入らない部下には残業をさせず、仕事が終わらなければ叱咤する。
・逆に、気に入った部下には、深夜まで残業を強制させる。
・決裁を期限ギリギリまで放置して、部下を精神的に追い詰める。
・深夜2時近くに部下を呼び出し、飲み会の送迎をやらせる。
・他課の課長が気に食わなければ、部下を使ってスパイをさせ、弱みを握り議員に密告。議会で追及させる。
・部下が机に入れておいたボイスレコーダーを破壊する。
エピソードだけを見ても、もはやサイコパスの領域です。
この人恐ろしいところは、異動で新しい課に赴任して、最初の半年はものすごく大人しいんです。
そして、その半年の間に、その課の業務のことを死ぬ気で勉強します。
誰よりも仕事の全容を把握し、自分に逆らえる人がいなくなったタイミングで上記のように豹変するのです。
残念なことに彼は、上層部の親族であるため、これら全ての悪行がスルーされていました。
私が知っている範囲でも5人以上の職員が休職に追いやられています。
退職者も出ました。
今、彼がどうなったのかがわかりませんが、こんな人間を野放しにしているような組織は辞めて正解だったなと感じています。
大量!退職後に逮捕者が3人も!
これはびっくりしたのですが、僕が退職して5年の間に3人も職員から逮捕者が出たらしいです。
身バレが怖いので詳細は書けませんが、ガッツリ全国ニュースにもなって笑った記憶があります。
良かった。逮捕者が出たのが辞めてからで。
まとめ
いかがだったでしょうか?
冗談かと思うでしょう?ほぼ脚色のない実話です。
私が2つ目に勤務していた市役所と比較しても、1つ目の市役所は、こういったエピソードは多かったように思います。
このように、市役所にも明確な当たりはずれがあるので、市役所職員を目指す人は、働いている人から話を聞くなどして、事前のリサーチをしっかりとするようにしましょう。
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